Hugoでサイト全体を再構築して3年くらいになるが、いわゆるCMSにはもう戻れないかも。本当に素晴らしいツールだと思う。Hugoそれ自体の解説はいろいろ日本語サイトがあるので、ここではふれず、Hugoでの自サイト運営のやり方について、簡単にメモ。
Hugoでのコンテンツの作成等は、Markdownファイルで行うので、Markdownを扱えるエディターがあればなんでもOK。自サイトでは、Visual Studio Codeを使っている。
- ターミナルが組み込まれているのでコマンド入力が楽。
- htmlやcssを調整するときも、自動補完などの機能が使えるので便利。
- 独自にスニペットを設定できるので、省力化できる。
- ワークスペースを設定すると、日々の更新作業が簡単。
要するに、Visual Studio Codeだと、いろいろな作業がとても簡易になる。
ただ、上記のスニペット機能は、ターミナル上では動かない。そこで、Macのスニペット管理アプリを活用して、コマンド入力も極力、省力化している。
コンテンツを作成したらHugoにhtmlファイル等を生成させ、そのファイルをサーバーにアップロードする必要がある。これはFTPソフトを使ってもよいのだけれど、より簡単なのはHugoの公式サイトにも記されているツール、rsyncかなと思う。ただし、設定を間違えると、ファイルがすべて消えたりするので、注意が必要。
Hugoの場合、GitHubやNetlify等を活用してほとんど無料でウェブサイトを運営する例がよく紹介されているが、自分はもともとレンタルサーバーを借りているので、それをそのまま使っている。それなりに費用はかかるが、レンタルサーバーであることの利点もある気がする。たとえばメールフォーム等の動的な機能をHugoに組み合わせるのが簡単と言えるかも。
ただ、ここまで書いたことは、自サイトでも本体と日々と研究ノートに関してのもの。本のブックマークとブックマークは、少し違った運用をしているので、後日、別のポストに書いてみるかも。